バイロンベイは人口3万人(市街地含む)の小さなビーチタウン
ですが、年間200万人の観光客が世界中から訪れ、
クリスマス近辺のピークシーズンはもちろんのこと
比較的静かだった真冬でも混み合うようになってきました。

加えて、オーストラリア国内外からこの町に住みたいと訪れる
旅人、学生、ビジネスパーソン、家族などの長期滞在、
定住者もいれると、年々人口も増加。

バイロンベイの環境危機、新たな宅地開発問題の記事
でも書いた通り、いま定住者が住める家や部屋が
圧倒的に少なく、しかも爆発的に増えているAirBnBの
おかげで、ローカルたちは長期住める家(部屋)探しや
家賃の高騰に悩まされつづけています。

かくいう私も、4年間のうちに7回引越しを経験し、
やっと見つけた理想的な部屋も、実は、先日オーナー
(友人でもある)のかなり非常識で理不尽な理由で
退去せざるを得なくなり、、、しかもバイロンの
スタンダードは2週間ノーティス、つまり2週間後には
(多少数日の猶予はあっても)出て行ってね、と
申し訳なさ皆無で笑顔で言われるわけです。。。。

時期はクリスマス前。部屋探しを試みるも、
そんな簡単にいいおうちがみつかるわけもなく、
ホリデーシーズン前で圧倒的に物件不足。

一緒に住んでいたハウスメイトも追い出され、
彼女は友達と4人で家を借りるといって探し始めたものの
どの物件も20人から30人の申し込みがあるという。。

もう、絶望的な状況。

ということで、無理な部屋探しは諦め、
彼の住むキャラバンへお引越し、しばらく居候することに!

実は、彼のキャラバン、なんと、私がバイロンに初めて訪れた2011年1月、1ヶ月滞在したおうち
同じコミュニティ内にあるのです。奇跡的な偶然。

あの時、「いつか絶対ここに戻ってくる」
確信したのを覚えています。それぐらいこの土地のもつ
パワーと魅力はすごい。

日本を離れたときは、スーツケース1個とサーフボード1枚で
きたのに、4年も経つと、荷物は増える増える。
引越しするたびに、自分の荷物の多さにびっくり!

けれど、引越作業は断捨離作業。
基本的に本当に必要なものなんて、そんなになく
モノを買い続けて人生アップサイズするのは
あっという間で簡単だけど、ダウンサイズするのは
実は、難しい。でも、シンプルに、必要最低限のもの
に囲まれて暮らしていると、心もカラダも軽くなる!

幸い、大きな家具はなく(こちらの家は家具付き賃貸が多い)
自家用車数回往復して引越できるぐらい。
それでも、引越しって、面倒臭い〜。

さて、こちらのタイニーハウス。
彼の友人の敷地に置かせてもらっていて、
レトロな感じがかわいいでしょ。


(インディアンクラシカルミュージックが大好きな彼の楽器コレクションは半端ない(笑)

4.8メートルの室内には、ミニキッチン、リビングスペース、
奥にはダブルベッドが備え付けで
まあ、狭いけど、なんとか2人でも住めます。
東京のワンルームぐらい?笑、と彼は言ってます。

電気は通っているので完全オフグリッドではないけれど
水は雨水タンクから、ホットシャワーは太陽熱温水器。
ガスはボンベと、エネルギー事情もミニマル。

もちろん、お互いの荷物が全てこのキャラバンに
収まるわけもなく、お互い、別々に倉庫を
借りて、日常的に必要のないモノはそこに
保管、そして、キャラバンのすぐそばには
もう1つバンがあって、こちらもいまは物置。

いずれはこの丸っこいバンを改造して
オーストラリアをロードトリップしようというのが
計画なんだけど、それはまだずっと先の話。。。

肝心のトイレ、バスルームもちゃんとあって、
トイレはコンポストか、50M先にある友人が住む
母屋のバスルームも使えます。

コンポストトイレからの眺め

でも、夏ってことで、アウトドアシャワーがあったら
気持ちいいよね、ということで、早速、DIYし
快適なアウトドアシャワースペースの誕生。

ラッキーなことに材料は、彼がリノベーションしていた
おうちの廃材を無料でゲットし、プラス
足りないモノを買い足して、制作費わずか50ドル!

室内は狭いけど、半野外な感覚。
まさに、毎日がグランピング(笑)。不便さもあるけど、家賃の節約にもなって◉。

窓から見えるのは、この景色。

外に広がるのは、青々とした緑。毎日この道を通って家に帰って来るのが待ち遠しい。

       

コアラやカンガルーが日常的に見れる贅沢さ。

満点の星空の下で眠りにつき、
鳥たちのさえずりで目が覚め、
毎朝遊びにやってくる彼らは警戒心ゼロですっかり仲良し。
時間の流れは圧倒的にスロー。

 

お気に入りのブロークンヘッドビーチまでは
車で数分、街までも10分圏内と好立地ながら、総敷地面積100エーカー(10,000㎡)の秘境。
7世帯に分譲された住むコミュニティですが、それぞれ独立した家に暮らし、
コミュニティとしてのルールや規則はあるものの、基本みな自由。

   

タイニーハウスでの暮らしは、雨の日や、喧嘩した時以外(笑)は、
想像以上にとっても快適で、改めて、シンプルにミニマルに暮らすこと、
自然のリズムで無駄無理なく、ゆったり暮らすことの大切さと幸せを
かみしめています。