コロナによって、不思議なことに、スローダウンすることを多くの人が学んだ気がする。
今までファストペースでやってきた仕事や、たくさんの人が集まる場所でのイベントやエンターテイメントがガツっと減り、傾向をかえ、
ポッカリと空いた時間を新しいことで楽しむことを模索する人も増えた。
3年ぐらい前からやり始めたウィービング。日本語で言うと、手仕事、編みもの、のようなクリエイティブ作業。
YouTube で、” Weaving”と検索すると、いろんな編み方、いろんな素材を使ったチュートリアルがあります。
使う素材は、できるだけ自然素材、天然のもの。道端に落ちている椰子の木の樹皮や草を使います。
それを水でふやかして、編みやすくしていく。編み方は何通りもあって、ぞれぞれの個性がひかる。
週1日、毎週木曜の夕方、仕事終わりに集まるガールズグループがあって、そこでみなそれぞれ好きな素材で好きなものを編む。
夏は、ティーツリーレイクの横で、サマータイムの恩恵を受けて日が沈むまで。それぞれ何か手作りのお菓子やおつまみを持ち寄って。
冬は持ち回りで誰かのお家でぬくぬくと。大体、おしゃべりに花が咲き、ウィービングは進まないことも多いのだけど。
住んでいるおうちも、みんな手作り感満載で可愛い。
中でも一番びっくりしたのが、編み物が大好きなレイチェルのタイニーハウス。
こちらは、なんとほぼ彼女が手作りで仕上げた、トラックの二台に組み立てたお家。
友達の土地にトラックハウスを置かせてもらっていて、馬も飼っています。
ツリーハウスまである!
コアラの生態について詳しく、環境学者のケイトリンはウィービング研究熱心。
お味噌からパン、なんでも手作りしちゃうロジーのバスケット
冬場は編み物に転じる人も多い。
教師でもあるケイトとアナは手芸が大得意。
ふ
アーティストのジェス。彼女のパッションは、ビーチに漂着したロープでオブジェを編む、というとっても根気のいる作業。海水で濡れて重たくなったロープは、時に長さ20メール、重さ数100キロを超え、それをトラックで引き揚げて、スタジオで黙々と紐解き、編む工程は気が遠くなるようなこと。そこには、ビーチに流れたついたゴミと思えるものでさえも、アートとして生まれ変わり、環境へのメッセージが込められている。大きい展示会などもやっちゃう、ジェスのインスタ、とっても素敵なのでチェックしてみてくださいね。
そして、私も、先日、椰子の木の皮でカゴバックづくりを教えている、エコラップのようこちゃんの自宅にお邪魔して、初めてのカゴづくりに挑戦!
まずは、皮を咲いていくところから。
比較的太くて、長い皮をベースにしながら、カゴの底を編んでいきます。
希望の大きさの底があめたら、今度は、縦にしならせて、その周りを細めの素材で編み込み、形にしていきます。
黙々と集中すること6時間ぐらい。
最初はちゃんとカゴになるか不安だったけども、慣れてきてしまえば、サクサク作業は進み、少しつづ形になってきている!
最後は、ハンドルとなる部分をつなぎ合わせて、完成!
かなりの達成感!可愛いカゴバッグができましたー。
同じ素材、同じ編み方でやったのに、ぞれぞれ形状も違っていて、それもまたよし。
材料費ゼロ、ワークショップ費用100ドル。
大地からの贈り物。こんなに可愛い、世界で一点もののオリジナルバスケットができました。
ようこちゃん、素敵な時間をどうもありがとう!